結婚式場に勤務した話①

僕は管理人の勧めで新たなバイトを始めていた。

ホテルなどでお客様に料理を運ぶ配膳の仕事である。

最初はホテルでの勤務が多かったが、

今回初めて結婚式場で勤務することになった。

僕はこれまで結婚式に参加したことがなかったので、結婚式が実際どう行われて、どういうことをしているのかを知らなかった。

今回は仕事ではあるが、

初めて結婚式を味わった僕が当日の流れとともにその時の思いを振り返りたいと思う。

①新郎新婦入場

会場には親族や友人が着席し、

いよいよ新郎新婦が入場してくる。

僕からしたら、2人とも全くの他人だが、

その時は輝いて見えた。

歓声や拍手に包まれ、2人は席へと向かっていった。

僕はこれから始まるのかとワクワクしていた。

②新郎挨拶、乾杯

新郎新婦が入場を終え、まずは新郎が挨拶。

緊張することなく、完璧なスピーチを決めていた。

こんなに大勢の前で、こんなに堂々と出来るなんてさすがだった。

この時僕は乾杯用のスパークリングワインをお客さんにつぐという、重要な仕事があったのだが、スピーチを聞き入っていたため完全に忘れていた。

そのあと先輩にこっぴどく叱られることとなった。

その後新郎の上司が乾杯をし、式はスタートした。

③歓談

式はスタートし、新郎新婦の紹介VTRが流れた。

2人のプロフィールや出会い、思い出の場所等が紹介された。

新婦とは出身地が同じだったので、

なぜか嬉しかった。

その後新郎の上司がスピーチを披露。

新郎は非常に仕事ができ、部下からも愛されているという旨のスピーチだった。

新郎は照れながら、そして新婦は嬉しそうにそのスピーチを聞いていた。

笑いあり、涙ありの圧巻のスピーチを披露した上司は、ドヤ顔で席へと戻っていった。

そして式は終盤へと進んでいく。

この記事が長くなってしまったので、

次の記事へ続きます。

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