テラスハウスに憧れていた僕は、念願のシェアハウス生活が始まった。
このシェアハウスはMAX 18人住むことができる。
一軒家をリフォームして、個室を18部屋作ったのである。
こんな感じだ。

共用スペースは風呂、キッチン、トイレ、リビングがある。
リビングはとても広く、住みやすそうな家で安心した。
家賃は、49,800円。
光熱費、ガス、水道代込み。
お金のない僕は非常に助けられた。
そして1番肝心なことが、どんな人が住んでいるかだ。
僕は住人と遭遇するため、わざとシェアハウス内をウロウロしていた。
最初に出会ったのは、管理人である。
管理人とは??
管理人は、物件に異変があったら管理会社に伝えたり、トイレットペーパーなどの消耗品、その他生活に必要な物を買いに行ったり、ゴミ捨てなどの行なっている。
その分、家賃も割引される。
それが管理人である!
なかなかのイケメンだった。
管理人にふさわしいと思った。
彼は茨城から数ヶ月前に上京しており、茨城に飽き、1度都会を味わいたくて、東京へ来たらしい。
地元に飽きて上京してきた僕とそっくりだ。
僕たちはすぐに意気投合し、1時間ほどお互いのヒストリーを語り合った。
さて、部屋に戻るとするか。
「こんにちわー」
可愛いらしい声が後ろから聞こえてきた。
僕は足を止め、振り返るとそこには2人目の住人がいた。