夜行バスに乗り、ついに新宿に到着した。
いよいよ、僕の東京生活が始まろうとしていた。
まず僕は、東京への上京を勧めてくれた友人宅に向かった。
彼は仕事へ向かう準備をしていた。
そして間も無く、家を出て行った。
僕は部屋に取り残された。
いざ、東京へ来たのはいいが仕事も住む場所も何も決めていない。
お金は諭吉が たったの7枚。
大切に使わなければ、、、、
僕は、最初に住居を探すことにした。
しかし、一人暮らしをする気は全くなかった。
住居に関しては、やってみたいことがあった。
「ルームシェアを1度経験してみたい。」
僕は、そんな思いがあった。
ルームシェアとは、一つの家に複数の人が同時に暮らすことだ。
なぜ、ルームシェアを経験してみたいのか。
「テラスハウス」に憧れたからだ
以前、「テラスハウス」という、テレビ番組が放送されていた。
男女7名がシェアハウスで生活する様子を描いた番組である。
僕は、それを一話目から毎週欠かさず見るくらい好きだった。
というわけで、早速ネットでシェアハウスを検索。
1番安いところを選び、物件見学を終え、すぐに住居は確定。
翌日から入居することが確定した。
家賃は4万円で、先に支払った。
東京へ来て2日目にして、所持金残り3万円。
2日目にして所持金半分を失ってしまった。
早く仕事を探さなければ、、、