新卒 一社目を1ヶ月で退職した話

なぜ僕が地方から東京に上京してきたのか。

その理由は、5年前のこと。

僕は、地元の大学を卒業し、

その後新卒で地元の会社に就職。

就職先は自動車ディーラー、

営業職で車を販売していく

4月、社会人生活が始まった。

いよいよ社会人としての第一歩を踏み出そうとしていた。

「社会人としてやっていけるのか」という不安と、「これからたくさん車を売っていこう」という希望に満ち溢れていた。

仕事が始まった僕は、あることに気づいた。

僕は営業には興味があったが、車には興味がなかった。

つまり、車の知識はほとんどなかったのだ。

まずはそのことで先輩社員に驚かれた。

しかし、僕はへこたれない。

すぐに車に関する本を買いあさり、基礎的なことを頭に叩き込んだ。

するとすぐに次の壁が現れた。

営業なので、車での移動がメインになる。

よく行くお店への道順はすぐに覚えなれけばいけない。

しかし、僕は道を覚えるのがあまりにも苦手だった。

「まだ覚えてないのか!?」

と先輩に煽られることもあった。

しかし、僕は焦らなかった。

すぐに地図を購入し、頭に叩き込み、休みの日はその道を走り回った。

立派な営業マンになるため、僕はこんなところで立ち止まるわけにはいかなかった。

勤務先には、個性豊かな先輩が居た。
ユーモアのある先輩や、面倒見のいい先輩、月に数十台売る先輩もいた。

その中に、社長の次に偉い専務がいた。

この専務が非常にクセのある人物だった。

結構な頻度で嫌味を言い放ってくる。

もちろん、周りの先輩はこれを承知で、僕には「(専務に嫌味を言われても)気にしなくていいよ」と励ましてくれた。

なので、僕は何か言われても気にしないように努力していた。

そしてGW前、僕は専務に呼び出された。

僕の車の知識のなさ、道の覚えの悪さなどを専務は気に食わなかったみたいで、こう告げられた。

「○○君、この仕事向いてないと思うよ。違う仕事探したほうがいいんじゃないの?」

会社を辞めるよう促されたのだ。

僕は立派な社会人になるという希望抱き、この会社に入社してきた。

なので、こんなことを言われたくらいで、辞めるはずはない。

しかし、この時の僕は冷静さを欠いていた。

今まで専務に嫌味を言われた時のように、このセリフを受け流すことができなかった。

「分かりました。辞めます。」

入社して1ヶ月、僕は退職した。

そのとき僕はしばらく何も考えることが出来なかった。。。



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